ミルトンダフ…バランタインを支える主要モルトとなる蒸溜所。モストウィーは、そのミルトンダフで1964年から1981年の短い間だけ生産されていた、もはや幻に近いシングルモルトウイスキー。
シグナトリーはスコッチの自然な風味を維持するため、非冷却透過にこだわった大手インデントボトラー。
「ローモンドスチルってこんな香りと味」というのに相応しく、長熟ながらにフレッシュなワインの香りとペッパーや柑橘が優しく通る。舌に乗せるとハニーやアプリコットなどの甘味を感じるが、次第にドライで華やかな後味。時間経過で甘さが倍増して華やかで香ばしく奥深い。すでに高価な代物だが、今後は品がないため更なる高騰が予想される注目のウイスキー。