トミントール…1965年に建てられたスペイサイドのシングルモルトウイスキー。巨大な倉庫が立ち並び、近代的な設備を備えた蒸溜所はホワイトアンドマッカイのモルトウイスキーの生産の拠点だった。新オーナーになってから積極的にボトルをリリースし始めて、現在ではブレンド用のマイナーウイスキーの影はなく秀逸優美なシングルモルトが多数あり、要チェックな蒸溜所となっている。
今、日本市場で一番注目されている、と言っても過言では無い、ドイツのボトラー『ザ・ウイスキー・エージェンシー』。今までに築き上げたヨーロッパ中のネットワークを駆使して、単なる一過性のボトラーとして活動するのではなく、長期にわたって継続的にリリースをしていくべく、樽を大量に購入し保有しているらしい。
バーボン樽らしい優しい色からは結びつかないほど芳醇な香り、後味で感じるさりげないスモーキーさが美味しさを倍増させる。加水してからの柑橘香が爽やかで夏の御殿場の夜にはピッタリ!