クロフテンギア1992 12年 ウイスキーマガジンライブ2005

クロフテンギアは、ロッホローモンド蒸留所のヘビリーピーテッド麦芽を使ったスモーキーなシングルモルトウイスキー。
ロッホローモンド蒸留所…リトルミルの第二工場として1965年にスタート。ローモンドスチル(グレンアギーやミルトンダフなどでかつて使われたアルコール蒸気をコントロールする蒸留器)の改良版を使用し、個性豊かないろいろなウイスキーをつくっています。インチマリンが代表的ですが、そのほかにクロフテンギア、グレンダグラスなど。

このボトルは、2005年のウイスキーライブ東京の記念ボトル。12年ものとは思えないほどナチュラルでスムーズ。ロッホローモンド本来の酸味も残しつつ、後からピートが押し寄せる。加水するとフルーティーさが増すがピート感はやや薄れる感じ。ストレートだとバランスも良く好印象だが、進行速度が速く、長い時間楽しむには不向きかもしれない。アイラ好きには心を擽るなかなか出会えないウイスキーです。

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