オルトモア 22年 1992 ザ・ダンス

オルトモア…廃液処理のパイオニア、ポットスチルで蒸留したあとの廃液を乾燥して家畜の飼料として最初に加工に成功した蒸留所。デュワーズのキーモルトとしても名前の知れ渡るシングルモルトウイスキー。

ご好評の「ザ・ダンス」シリーズの第14弾。ウイスキーの優雅な味わいに合わせて、宮廷で踊る二人のイメージらしい。

甘く柔らかい南国系のほのかな香りの中に、ワクシー感とモルティー感が共存するような複雑な香り。熟成感があまり強く出ず、さっぱりとしてスムースでライトな口あたり。ちょっとスパイシーで最初のタッチは?と思うが、あとから上がるバニラやメープルの余韻が超パワフルで強く印象に残ります。この後味のパンチはあまり感じたことがないほど。

なんだか、オルトモアそのものの印象が変わってしまうほど『美味しい』と思ってしまいました。

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