ブナハーブン…キルホーマンができるまではアイラ島でもっとも「新しい」蒸留所でした。麦芽にピートを焚かず、島で最もライトな味わいのシングルモルトウイスキー。
スリリバさんのダンスももはや13弾とは、時の流れは早いものです。20年オーバー熟成のシェリーカスクを探して、やっと納得できる秀逸なウイスキーが見つかったことでリリースされたそうです。
かなり芳醇なオロロソシェリーのかおり。砂糖たっぷりのエスプレッソコーヒーなんかもうかんできます。味わいは、このシェリー樽の濃厚さがまるでブランデーや樽熟したラムのようで、あとからあがる穏やかな潮感がブナハーブらしさをかもしだす。シェリー樽の真骨頂を味わうにはぜひストレートでゆっくりと楽しんでいただきたい、静かに興奮できます。