カリラ 33年 1979 アートワーク

カリラ…1846年に建てられた蒸溜所だが、不運にも1854年に破産してしまったシングルモルトウイスキー。その後次々と人手に渡ったが1880年代後期には、売れ行きも絶好調。しかし多くの蒸溜所同様に第二次大戦中に生産を休止。1974年に近代的な蒸溜所に変貌をとげた。何度も危機を味わいつつも、何度も復活と遂げたアイラ屈指の蒸溜所。

アートワークはウイスキーエージェンシーとスリーリバースが、両者でテイスティングを行い、優れた品質の樽のみをジョイントボトリング専用のシリーズとしてリリースされた。ラベルの美しさもあり、かなりの人気商品となっている。

焼きリンゴと柔らかいピート香がカリラの優しさをあらわしている感じ。蜂蜜のような最初の味わいだが、あとからくる潮っぽさがアイラの個性を存分に引き出している。加水するとバランスを失ってしまう感じなので、ぜひストレートでいきたいところ。

今後の変化がとても楽しみな育てたい一本といったところ

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