オルトモアは、スコットランドでウイスキー作りの最も盛んな町で生まれたオーソドックスなモルトウイスキーです。ウイスキー業界のエコのパイオニアとして他蒸留所からも注目されたが、ベンリネス・クライグラビー・オーバンなどの経営拡大に失敗し…現在のバカルディー社になって2004年にオフィシャルがリリースされ、今後期待の持てる銘柄です。
紹介するのは、ピアレスシリーズの1989蒸留のカスクストレングス。シェリーというより甘いバーボンのような香りで深みもある色合い。味は完熟のバナナやパインのようで、木造の古い家屋の囲炉裏のようなイメージのウッド感があり、やわらかく、長い余韻が印象的でした。
食前に濃い目の水割りがよりベターな飲み方かも知れません。