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グレントファース 20年 1996 ザ・ダンス


グレントファース…蒸溜所そばのトファースウッドの森の名がつけられた蒸溜所。1985年に操業休止、1989年にフローラルでフルーティーな味わいに移行し復活したシングルモルトウイスキー。

 

再び「ザ・ダンス」の第24弾。ゆったりリッチで大人の色気を感じるボディーから、ラベルはチークダンスを描いたとのこと。

確かに、甘やかでフルーティー、そしてこうばしくバニラの香り。味わいも甘く完熟の柑橘なども感じられて、まさにフローラルでフルーティー。フィニッシュは強いウッド感とややスパイシーさもあり、ものすごく長い余韻で心地よい。大人の色気を感じるボディーもうなずける。描かれたラベルとバッチリハマった素晴らしい逸品だと思います。

ベンリネス 19年 1997 ザ・ダンス


ベンリネス…スぺイサイド最高峰の山の名を持つ蒸溜所。ウォッシュの一部を三回蒸溜するスぺイサイドでは珍しいタイプのシングルモルトウイスキー。

 

お馴染みスリーリバースの「ザ・ダンス」シリーズ第23弾。インド舞踊らしい。

 

淡い色合いで酸味感のある香り。フレーバーティーやオレンジ、麦芽など。ライトタッチの印象の銘柄だが、57%の度数のせいか結構ヘビーなアタックです。全体的にドライでさっぱりとした感じで後味がとってもビター。

ラフロイグ 27年 1988-1989


ラフロイグ…ボウモアが「アイラの女王」なら、ラフロイグは「アイラの王者」といわれる蒸溜所。強烈なピートで、一度ファンになったら飲み続ける方がたくさんいるであろうシングルモルトウイスキー。

 

この27年は、1988年と1989年のヴァッティングらしい。欧州向けにこの秋リリースされました。

41.7%という度数の低さやクォーターカスクのヴァッティングなど、不安要素があったが、むしろ前記が生きている。開封の瞬間から、ラフロイグらしいピートや潮の香り、ほのかにパインやライチなどのエキゾチックフルーツの香りも長熟のそれらしさを醸し出す。飲み口は穏やかで甘やか…そののち、心地よいヨード感と焦がし目のハニートースト、完熟の柑橘といった具合で、暴れるとかかたいなどの要素が全くないが、余韻での力強さはさすがです。

ダイナソー 2008 8年


ダイナソー…スリーリバースが手掛けるアイラ島の蒸溜所のヤングエイジをセレクトしたシリーズで今回で第11弾となる。蒸溜所名はふせた形でのリリースだが、2008年~2016年のバーボンホグスヘッドとなっている。

 

今回は「プロサウロロフス」という草食恐竜の仲間のラベル。相変わらず斬新で目を奪われるラベルデザインです。

 

海藻めいたパワフルな香りの奥に、軽い柑橘やら焦げた感じやらバーブのようなフレーバーもあり、ちょっと忙しい?感じ。味わいは、甘さのなかにスモーク感やモルティーさがあり心地よい。ヤングエイジだけにピートやヨードが強烈かと思いきやかなりソフトなアタックでありがたいような残念なような…。香りとはウラハラに、若さいっぱいのわちゃわちゃがなく、かなりまとまった味わいでストレートやちょっとの加水で存分に楽しめる仕上がりです。

 

余市 モスカテルウッドフィニッシュ


余市…鳥井氏と共にジャパニーズウイスキーをつくり上げた伝説的人物「竹鶴政考」の第一号蒸溜所。ライトでスムースな宮城狭に比べ、ヘビーでスモーキー、濃厚なテクスチャーが特徴のシングルモルトウイスキー。

 

モスカテルウッドフィニッシュは、ポルトガルで栽培された葡萄(モスカテル種)の酒精強化ワインの樽で追熟された限定品。

 

潮の香りとともに、軽いスモーク、レモンの蜂蜜漬けなどが顔を出す。味わいはオレンジやリンゴのフルーツを感じるあまやかさ。これがモスカテルの効果なのだろうか。同時リリースの宮城狭と飲み比べると、それぞれの個性がはっきりと出ているが、追熟の共通項まで味わえてとってもおもしろい。

宮城狭 モスカテルウッドフィニッシュ


宮城狭…ニッカが建設した二つ目の蒸溜所。水質にこだわる竹鶴政考が、適所を求め三年かけて巡り合った地でつくられるシングルモルトウイスキー。

 

モスカテルウッドフィニッシュは、ポルトガルで栽培された葡萄(モスカテル種)の酒精強化ワインの樽で追熟された限定品。

 

少しくすんだような黄色っぽい褐色。紅茶っぽいニュアンスのなかに、微かにオレンジやリンゴのようなフルーツ感。柔らかく甘さのある味わいで46%のアルコールも感じさせないところあたりが宮城狭らしさを感じさせる。

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